昔、肌荒れを直す為グリセリンを使っていましたが、今はワセリンを使っています。
昔、肌荒れを直す為グリセリンを使っていましたが、今はワセリンを使っています。
ワセリンは全身に使用できる汎用性の高さや、外部刺激から肌を守るバリア機能も評価されています。

グリセリンとワセリンの違い
グリセリンとワセリン、それぞれの特徴や効果を知ることで、自分にぴったりのスキンケアを選びましょう♪
| 項目 | グリセリン | ワセリン |
|---|---|---|
| 原料・成分 | 植物油・動物脂肪から得られる水溶性アルコール。 | 精製された鉱物油由来の半固体。 |
| 保湿機序 | 水分を引き寄せて肌を潤す。 | 肌表面にバリアを作り、水分蒸発を防ぐ。 |
| 使用感・テクスチャ | さっぱりしていて軽い使い心地。 | しっかり密着して保護力が高い。 |
| 用途 | 化粧水や美容液に配合されることが多い。 | リップやハンドクリームなどの保護剤に使われる。 |
| 安全性・刺激性 | 低刺激だが、濃度が高すぎると乾燥を招くことも。 | 高精製なら安全性が高いが、不純物があると肌トラブルの原因に。 |
| 歴史・時代背景 | 昔は単独使用されることもあったが、今は他の成分と組み合わせるのが主流。 | 昔から傷や乾燥対策に使われ、今も定番の保護成分。 |
どちらも保湿に優れた成分ですが、働き方が違うので、目的に合わせて使い分けるのがポイントです。最近のスキンケア製品では、グリセリンとワセリンをバランスよく配合することで、より効果的な保湿と保護が期待できます♪
グリセリン(Glycerin, Glycerol)
- 化学式: C₃H₈O₃
- 構造式:
- 性質:
- ヒドロキシル基(-OH)を3つ持つ トリヒドロキシアルコール(三価アルコール)。
- 水と完全に混ざる親水性。
- 水分を吸収しやすく、 保湿成分(ヒューメクタント) として働く。
- 高濃度では逆に脱水作用を示し、肌の水分を奪うこともある。
ワセリン(Vaseline, Petrolatum)
- 化学式: CₙH₂ₙ₊₂(主成分は炭化水素の混合物)
- 構造式(代表例:パラフィンの一部):
- 性質:
- 長鎖アルカン(炭化水素)の混合物であり、疎水性が強い。
- 水と混ざらず、肌表面に 疎水性バリア(オクルーシブ) を形成する。
- 水分蒸発を防ぐが、吸湿性はない。
- 精製度が高いもの(白色ワセリン)は不純物が少なく、皮膚刺激が低い。
なぜワセリンの方が一般的になったのか?
- 水分蒸発防止の効果が高い(グリセリンは湿度が低いと逆に乾燥を引き起こす)。
- アレルギーや刺激が少ない(グリセリンは高濃度で肌に刺激を与える可能性がある)。
- 空気中の水分に影響を受けにくい(グリセリンは湿度によって効果が変わる)。
- 全身に使用可能で医療用途にも適している(火傷や創傷ケアに使われる)。
このように、グリセリンは 水分を引き寄せる 成分、ワセリンは 水分を逃さない 成分として異なる働きを持ちます。スキンケアではこれらを併用することで、より効果的な保湿が可能になります。

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